個人的に創作活動をすすめる三つの理由
何かしらの創作をする創作人口が少しでも増えればいいなと常々思っていますが、どのような角度からプレゼンすればいいかなと考えたところ、やはりメリットを提示するのがいいかなと思いましたので改めて創作をするとこんなに良いことがある、といったものを自分なりに考えてみました。
とりあえず一つ目の記事なのでまずは軽めの内容にしようと思っていましたので、ポジティブな内容かつなるべく短めに。前菜的な感じで暇つぶし的に気軽に読めるものにしました。
1.他の創作物がより楽しめるようになる
これは結構あるあるではないかと思いますが、例えば制作の経緯や環境。関わった人たちの経歴や当時の背景など、より制作に関する色々な面に目が向くようになったり。製作者はどういう考えや意図。あるいは理由でこうしたのだろうかと予測するという楽しみが増えたり、自分ならこうするかも、といったことやもし自分が創っているものとはまったく別の分野のものであっても、何かしらの共通点を発見したりそこで得た感動やノウハウを自分の創作に別の形で活かしたりする楽しみ方が出来たりします。
創作の苦労を知ることで、他の創作物に対して敬意が生まれるという副産物もあるかもしれません。
2.成果物を通して自分の好みなどが分かってくる
関わる人が複数となるとまた変わってきますが、創作物は製作者の(ある側面においての)内面を映すものでもあると個人的には捉えてますので、創作物を創るということは自分のことを知るひとつの貴重な判断材料ではないかと捉えています。
この場合に限ってはなるべく頼まれたものとして創るのではなくなるべく自分自身の裁量で判断・ジャッジが出来る、あくまで自分の好みに心の赴くままに創ればストレスも少なく、制作の過程であったり成果物によりはっきりと純度の高い自分の内面が分かってくるのではないかなと思います。
自分のことが全部ではないにせよ部分的にでも分かるというのは予想以上に大きなメリットがあって、実生活の色々な面でも恩恵があったります。
例えば自分のことについて理解が進めば、何かしらの行動や判断において指標が出来て方向性が定まることもあったり、これまでなんとなく好むもの、なんとなく好まないものがあるというように漠然としていた好みがよりはっきりし理由が分かることで、自分の好きなものに時間と気持ちを注げるようにもなり、またそれとは逆にストレスに感じるものを事前に避けられることで、無駄に消耗したり振り回されることが少なくなったります。
3.他の分野で応用できる
これまたあるあるなものですが、例えば日々の仕事など自分が創っているものとは一見まったく無関係な分野のものであっても、創作で得た創意工夫や成功・失敗の経験。どこからどのように、どんなノウハウを吸収するか。問題との向き合い方から対処法、解決法などの根本的な部分においては普遍的に共通していることも結構あったりするので、創作の経験は必ず何かしらの役に立つと言っても過言ではないと考えます。
単純に話題のレパートリーが増えるというメリットもありそうです。
さいごに
もちろん大変なこともありますが個人的には創作は本当に自由なもので、いつ始めてもいいし、いつ辞めてもいいし出来たものを人に見せても見せなくてもいいものだと思っていますので、そんな軽い心持ちでなんとなく気軽にはじめてみるのもいいのではないかと思います。
何より創作に面白みや楽しさを感じるようになって人生において楽しみがひとつでも増えたら、より人生が豊かになるのは間違いないことだと思います。